奥沢で87年にわたり愛され続けてきた『とんかつミカド』が閉店する。地域の人々の記憶に刻まれたその味と温かな人柄、そして弊社と30年以上続いた「年賀駅ばり広告」とのご縁を振り返りながら、長年の感謝を綴る。
愛すべき『とんかつミカド』を記憶に刻む
奥沢の地で長きにわたって営業されていた『とんかつミカド』が、昭和14年創業より87年目の今年、令和8年7月25日を以て閉店することになった。店主と奥様、お手伝いの方々の温かい雰囲気はとても居心地よく、私も年に何度も食事に行かせていただいた。
90年近い歴史がある名店に、足繁く通う常連客も多い。馴染みの味を忘れないようにと、今日も大行列だ。その待ち時間の間、数名に声をかけ『想い』を訊いてみた。
「お昼を食べるお店がなくなっちゃう」
「寂しくなるなぁ」
「お店は閉まっちゃうけど、毎日前を散歩してるから(お二人に)会えるね」
「長い間ありがとう」
「おいしい味をありがとう」
など、本当に愛すべき味(店)であり、愛すべき店主と奥様だったのだと実感した。
とんかつミカドと博広社の『縁(えにし)』
実はこのミカド様と弊社とのお付き合いはかなり長い歴史があり、弊社の隠れ商品である『年賀駅ばり広告』をこよなくご愛顧いただいていた。その年数は、少なくとも30年以上となる。
この『年賀駅ばり広告』は、年末年始期の東急電鉄あるいは京急の駅貼り広告のことで、掲出期間が通常7日間のところを、料金そのままに10日間に延長して掲出できるという弊社オリジナルの広告商品である。かつては120社程が利用し、年末年始の駅を賑やかに彩っていたという。
上半分には縁起の良い図柄が描かれ、下半分に広告主様オリジナルの挨拶を印刷し掲出する商品だが、『とんかつミカド』閉店を機に終了する予定になっている。駅の広告スペースに年末年始の挨拶を掲出する企業が減る中、ミカド様は縁起物として長く長く掲出してくださったことに、感謝の思いでいっぱいである。
M.Y(担当)
長年、奥沢の街を温かく照らし続けてくださったミカド様へ
その味と笑顔、そして『年賀駅ばり広告』に託してくださった新年のご挨拶は、
私たちの記憶の中でこれからも色あせることはありません。
90年近い歩みに、心からの敬意と感謝を申し上げるとともに、
店主様、奥様、皆様のこれからの日々が、穏やかで幸多きものとなりますようお祈り申し上げます。
本当に長い間、お疲れさまでした&ごちそうさまでした。
そして、ありがとうございました。
株式会社博広社 一同
(2026年7月24日)
